◆KAIFA外国人講師の学校派遣   「国際理解教育」         

 

KAIFAより大滝沙織さん(中国)と有村奈美さん(中国)のお二人が貝塚市立小学校、二校より講師の

派遣依頼を受けました。

 

2017年10月2日(月)に、講師として大滝沙織さんが東山小学校の2年生100名の2時限目、4年生80名

の3時限目、6年生80名の4時限目の授業を受け持ちました。大滝さんは留学生として来日してから30年、

現在は岸和田市にお住まいです。

2年生は体育館に集まり、大滝さんは自己紹介され、地図で中国と出身地である、上海を紹介されました。

その後、持参のチャイナドレスについて話され、また中国の遊びについて教えられました。児童はクラスごと

に分かれてその遊びをしました。

中国の遊びは、日本と同じゴム跳び、足で蹴る羽あそび、お手玉、細い串の棒取りなどです。

4年生は会議室で、大滝さんは自己紹介の後、地図で中国の紹介、チャイナドレス、小学校の教科書ついて

話され、パンフレットを使って中国の貨幣ついて説明されました。最後には漢字のクイズがありました。

日本語は漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字がありますが、中国語では、普段使う漢字は5000語だそうです。

6年生は会議室で授業がありました。自己紹介では、留学生として来日して日本が好きになって日本に住みたいと思うようになり、教員免許を取ったと話されました。現在は中国語や、夜間中学で日本語を教えられて、毎日忙しくても充実されていると話された後、地図で中国を紹介されました。

日本に来て、中国と日本との生活の違いに戸惑った話などもされていました。2年生、3年生の時と同様、持参されたチャイナドレスついて話されました。最後は漢字クイズでした。 

2017年10月10日(火)、東小学校の5年生117名4時限目に講師として有村奈美さんの授業がありました。

体育館に3クラス117名が集まり、児童の司会により、日本に来て10年になる有村さんが紹介され、有村さんは出身地の中国・ハルピンについて話されました。


今回の授業は「世界の人や文化について」で、5年生3クラス中の各班のグループが「中国について」決めたテーマを調べて来ていて発表しました。発表の内容は「遊び、小学校、お金、食べ物、人口、暮らし、人気」ついてでした。

各班の発表後、児童たちの質問により、有村さんから日本と中国の違いについて話されました。前もって児童からもらっていたのですが、質問内容は、「中国で何年までいらっしゃいましたか、楽しかったこと、中国のあいさつ、中国の言い伝え、中国の暮らし方や人気」などでした。

児童の感想は「中国が近い国になりました」、「中国の人口が多いことがわかりました」、「同じルールの遊びがあることがわかった」、「ゴム飛び、だるまさんがころんだは中国と違っていた」などでした。 

児童の発表について有村さんの感想は「よく調べていたので、驚きました」と感心しておられました。

 

4時限の授業の後、5年1組の児童と一緒に給食を頂きました。

今回は、講師の方と一緒に東山小学校と東小学校へ行かせていただきました。何十年前の私たちの小学校時代と違い、施設や設備が充実し、教育内容も違って今は情報化時代になりコンピューターが導入されていて、中国について、各班で調べたのもインターネットからだということでした。

皆で分担して、日本と他国の違いを知ることにより、文化の違いがわかり、そして互いに相手の国を良く知って、思いやって育つことを願っています。

                                      (広報グループ・浜田)